くるみ

 紀元前7000年前から人類が食用していたとも言われ、日本では縄文時代から食用していたとされる。米国カリフォルニア州と中国での生産が多く、日本では長野県東御市が生産量日本一である。脂質が実全体の70%を占め、オメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸も豊富である。また、ビタミンEなど様々なビタミンやミネラルが豊富に含まれており、栄養価が高く、脳や心臓の健康効果があるという。
 2015年、米国の大規模研究によって、くるみを消費した成人の記憶力・集中力・情報処理速度などの認知機能は年齢・性別・民族性に関係なく高いことが分かった。くるみにはポリフェノールが含まれ、脳内化学伝達物質を活性化し、認知機能を向上させる可能性が示唆されている。
 くるみを1日に一握り分食べている人の記憶力は、食べていない人と比較して19%高い。
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