日本の未来予測~これから80年

 新型コロナウイルス(COVID-19)は昨年末(2020年12月8日)中国武漢で発生以来、南極大陸を除く全ての大陸に瞬く間に広がりました。この世界的大流行は今後の世界及び日本の未来に大きく影響を与えることは確実です。事実、流行地域のすべての国において、甚大な社会的、経済的、そして政治的危機を引き起こし、医療・福祉、教育、食糧・食生活、地域社会、レジャー、仕事、働き方等々、日常生活に大きな影響を与えています。同時に、今回のパンデミックから新たな感染症や地球環境の異常、経済の大恐慌、覇権統治・覇者の誕生、国家間の紛争など、この地球上でいつ起きてもおかしくない状況にあることを学びました。
 さらに、現在のGAFA(4つの巨大企業グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン)に依存したIT社会、汎用AI、デジタル化など、このコロナ禍によって一気に加速することが考えられます。高齢者にとっては益々住み難い社会となるでしょう。人間らしい生き方、人間社会のあり方、社会・経済・政治のあり方等、国家のあり方について、私たちが生活を営む「地球環境と生物多様性」の保全を基本に、真摯に考え直す時期が今です。
 私は地球規模的に、いつどのような危機が到来しても子どもと高齢者が住みやすい、健康で人間としての尊厳を失わず、生きる術として大切な善悪の判断、感謝し奉仕する素直なこころ、さらに、前向きに生活技術の工夫を行う知恵と将来を夢見るこころを持って「自由」なこころで、「正当性」「責任」を持って、「平和」に貢献できる人間社会の構築を願っています。
 そこで、今後80年間の日本の未来について検討し、PDFに予測年表として掲載しました。内容は今回のコロナ禍によって変わることが予測されます。(近藤雅雄:2020年10月18日掲載)
PDF:日本の未来20.10.18
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