〔食育-24〕高齢者の活用による食育推進

これまでお話しした内容をまとめますと、介入試験により、高齢者の健康意識を高揚させることによって、子供への食育に反映させることが可能であることが 証明されました。高齢者が子供の食育に直接かかわるという側面もありますが、それ以外に食の大切さ、選ぶ能力などを伝えることにより、間接的な食育が行わ れます。それが学校、地域、家庭における知育、徳育、体育につながっていき、感謝の心、平和、保全といったものが獲得されます。 健康であるためには、まず健康を意識することが重要です。健康な人とは、自分自身だけではなく、家族、友人、地域社会、国家、地球を愛する心を持った人 であり、そういう人をどんどん食育に取り込んでいく必要があります。特に、日本文化の保全・継承、日本人としての遺伝形質といったものを大切にするために は、高齢者の活用が重要と思います koreisha-katuyo-shokuiku
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket